「世界標準のSCM」を学ぶ

開催情報

APICS3

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Association for Supply Chain Management (ASCM)

ASCMは1957年に設立された、SCMの標準化を主導する米国の非営利団体です。MRPからS&OPに至る現代サプライチェーン・マネジメント(SCM)に不可欠な階層的意思決定の標準枠組「Manufacturing Planning and Control, MP&C」を確立・社会実装した団体としても知られています。2019年にサプライチェーン・カウンシル(SCC)を吸収合併し、サプライチェーンの構造解析・性能評価のための参照枠組である「Suupply Chain Operations Reference, SCOR」モデルの開発・更新を引き継いでいます。

ASCM Community Japan(ACJ)は、ASCMの提供する国際資格の有資格者を中心とするサプライチェイナーのコミュニティです。ACJは、ASCMのチャネルパートナーである公益財団法人日本生産性本部とのパートナーシップ契約に基づいてASCMの教育プログラムの実施、および教育コンテンツ等の取次販売を行っています。

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サプライチェーン・マネジメントの「標準」

ASCMが提供する4つの国際資格APICS(CPIM・CSCP・CLTD・CTSC)は、サプライチェーンを構成する「計画」「調達・製造」「ロジスティクス」「変革」の各領域を体系的にカバーし、世界中の企業から高く評価されるプロフェッショナル認定です。特にCPIMは1950年代よりSCMの標準化を推進するASCMのフラッグシップ資格として知られています。

4資格の有資格者数はグローバルで17万人超であり、その学習を通じて身に着けたSCMの概念や参照枠組みはサプライチェイナーの「共通言語」となっています。サプライチェーン・マネジメントが企業競争力の源泉となる現代において、これらの資格はSCM実務に不可欠な知識の証明にとどまらず、組織の価値創造を担う“実践的リーダー”であることを強調するシグナルとなるでしょう。そして、SCMの標準を共に進化させるグローバルなSCM実務家コミュニティの一員であることを明確に示します。

MPC

 

これら4資格を通じて得られるのは、単なる専門知識ではなく、複雑化するグローバル環境で価値を創出し続けるための“体系的な思考力”と“実行力”です。サプライチェーンの未来を切り拓くリーダーを目指す方に、ASCM資格は最適な選択肢となるでしょう。

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組織としてのSCMケイパビリティの強化

SCMの高度化が企業競争力を左右する現在、ASCMの4資格(CPIM・CSCP・CLTD・CTSC)は、企業の人材育成の観点からも効果的なアプローチの一つといえます。これらの資格は、計画・在庫管理、エンドツーエンドの統合、物流最適化、デジタル変革といった主要領域を体系的にカバーし、企業の成熟度向上に直結する実践的スキルを育成します。

これらの「世界標準のSCM」を活用することは、知識の属人化を防ぎ、標準化されたフレームワーク(SCOR等)に基づく共通言語を組織内に浸透させると共に部門間連携を強化します。また、VUCA環境に対応する分析力・判断力・リスク管理能力を備えた人材を計画的に育成でき、サプライチェーンのレジリエンス向上に寄与します。さらに、資格取得を通じたキャリア形成を支援することで、エンゲージメント向上と離職防止効果も期待できます。

ASCMのSCM資格は、単なる教育プログラムではなく、組織の競争力を持続的に高める“戦略的人材投資”としても価値を発揮します。

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サプライチェーン成熟度

ASCMの「サプライチェーン成熟度」は、企業のSCM適用範囲を基準として5段階で成熟度を評価するものです。企業の中核を担うサプライチェイナーのSCMケイパビリティが向上することでサプライチェーンの成熟が促進されます。

サプライチェーン成熟度

レベル1 Multiple dysfunction 組織内に機能不全の部門が存在する段階。
レベル2 Semi-functional enterprise 組織内で部門ごとに最適判断が行われている段階。
レベル3 Integrated enterprise 組織内部全体で最適判断を行っている段階。
レベル4 Extended enterprise 組織外の企業と協調して最適判断を行っている段階。
レベル5 Orchestrated supply chain サプライチェーン全体で最適判断を行っている段階。

 

ASCM公式科目レビュー講座

ASCM COMMUNITY JAPANは、ASCMの各種認定試験の合格をASCM認定インストラクターによる科目レビュー講座(受験対策講座)を実施しています。個人を対象とした公開形式の講座および企業を対象としたインハウス研修を実施しています。※講座はASCMの公式教材(英語)を日本語で解説する形式で実施します。

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試験情報(各科目共通)

試験形式

コンピュータベースの試験(CBT)で、問題数は150問(採点対象130問+プレテスト20問)。試験時間は3.5時間です。

試験クレジットの購入

合格基準

200〜350の範囲で採点/300以上で合格となります。

資格維持

資格取得後は5年ごとの更新が必要です。5年間合計で75ポイントの継続教育ポイント(Professional Development points)の取得が求められます。

資格メンテナンス情報

 

CPIM|SCMの観点で「モノづくり」の本質をつかむ

CPIM(Certified in Planning and Inventory Management)は、サプライチェーン戦略をS&OP・MPS・MRPといった優先計画へと確実に落とし込むための中核的内部オペレーション「MP&C」を体系的に学ぶ資格です。

需要予測、在庫管理、生産統制を一貫して理解し、変動の激しい市場でもレジリエンスとアジリティを備えた供給体制を構築できる実践力を養成します。グローバル製造・計画領域での活躍を目指す方に最適です。

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CPIM-3

CSCP|サプライチェーン全体を設計し、統合し、変革する

CSCP(Certified Supply Chain Professional)は、サプライチェーン全体をエンド・ツー・エンドで俯瞰し、全体最適を導く戦略的SCMに特化した国際資格です。

需要予測、調達、製造、物流、リスク管理、サステナビリティ、最新技術までをSCMの観点より俯瞰的に学ぶと共に、SCORモデルを活用したパフォーマンス評価や、経営戦略と現場を結ぶ統合的な視座を養います。複雑なネットワークを統合し、競争優位を創出するプロフェッショナルを目指す方に最適です。

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CSCP2

 

CLTD|「モノはこび」の経営課題に挑む

CLTD(Certified in Logistics, Transportation and Distribution)は、ロジスティクス・輸送・流通に特化した国際資格です。倉庫管理、在庫制御、国際輸送、サステナビリティなど、モノの移動と保管に関わる広範な知識を体系的に習得できます。デジタル化や国際規制にも対応し、コストとサービスレベルを最適化する実務力を証明します。グローバル物流の専門家を目指す方に強力な武器となります。

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CLTD

 

CTSC|サプライチェーンを「戦略資産」へと変革する力

CTSC(Certified in Transformation for Supply Chains)は、サプライチェーンを戦略的資産として再設計し、変革を主導するためのフレームワークを網羅した資格です。Industry 4.0、SCOR DS、チェンジマネジメントなど、エンドツーエンドの改革を推進する知識を体系的に学びます。競争優位を生む“オーケストレーションされたSCM”を実現する次世代リーダーに求められる視座と実行力を身につけられます。

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CTSC2

 

【ASCM公式学習コンテンツの取次販売】

日本生産性本部から購入する(円建)→こちら(外部サイト)

ASCMから購入する(米ドル建)CPIMCSCPCLTDCTSC (外部サイト)

コラボレーション

ASCM COMMUNITY JAPANは、「世界標準のSCM」の普及を共に推進することで公益に資することを目的として、国内外の諸団体・企業とのコラボレーションを積極的に推進しています。

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 (JILS)

「世界標準のSCM」の構造と基本概念をコンパクトに学ためのセミナー群を「SCM-AJ」にて実施しています。

『超』入門!世界標準のSCM (BSCM-I)

『超』入門!メーカーのSCM (BSCM-II)

『超』入門!組織の壁を突破するS&OP (BSCM-III)

『超』入門!戦略的サプライチェーン設計 (BSCM-IV)

また、機関紙「Logistycs Systems」誌上において「SCORで学ぶ世界標準のサプライチェーン設計~超・入門編~」を連載中です。

『超』入門!SCMセミナーシリーズ

JILSの『超』入門!SCMシリーズは4つのモジュールで構成されたサプライチェーンマネジメント(SCM)の入門セミナー群です。SCMの「設計・計画・実行」それぞれの業務領域に求められる「観点」と「基礎知識」の習得を目指しつつ、相互の関連性を同時に学びます。これらのモジュールはいずれも世界標準のSCMにおける世界観に準拠していますので、はじめてSCMの世界に足を踏み入れた方も、すでに実務経験を積まれた方も、受講後は本セミナーの内容を「共通言語」としてご活用いただける点にも特徴があります。

ACJ Relearn!

「学びなおし」のための小研究会

ACJではASCMの各種資格の学習コンテンツの「学びなおし」のための小研究会「ACJ Relearn!」を開催しています。既修者の方には情報アップデートの機会として、これから学ぶ方には学習のコツを知る機会としてご参加いただけますと幸いです。

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relearn2
ASCM資格合格者の声

CSCP

Mitsuko Nakagome

現在、勤務している会社でサプライチェーン改革のコンサルや、全体最適で市場連動で在庫管理を行えるAI在庫管理ソフトのマーケティングを担当しています。グローバルではどのようなサプライチェーンマネジメントをしているのだろうと調べたところ、「基礎から学べる!世界標準のSCM教本」(日刊工業新聞社)という本に出会い、その中で語られているAPICS CSCPの認定を知りました。YouTube上にインドの方が試験のTipなどをあげていてくださっており、そのユーザーコメント欄で世界中の人達がコメントをしている様子を拝見し、さすが世界標準だなと、全世界の受験生と一緒に切磋琢磨している気分になって励みになりました。

CSCP

Takehiko Nakamura

私はザイオネックス株式会社(東京都中央区, 以降、ザイオネックス)で、サプライチェーンマネジメント(SCM)の計画課題を解決するためのソフトウェアを提供する仕事をしています。SCMについて基礎から正しく理解し、クライアントに対して具体的かつ実用的な提案ができるようになりたいと思い、CSCP資格の取得を目指しました。一番の課題は勉強時間の確保でした。当初は平日の仕事終わりに毎日2時間学習する予定を立てていましたが、家事などの負担もあり、疲れてそのまま寝てしまうことが多く、計画通りに進みませんでした。そこで「出社前と帰宅後に30分~1時間ずつ学習する」とルールを決め、少しずつでも毎日続けることを目指しました。このようにルーチン化して勉強時間を確保することが、一番大変でしたが効果的でした。

CSCP, CTSC

Takumi Yamaguchi

日系の医療機器メーカーでSCM戦略を企画・立案する部門に所属しています。CTSC20249月に取得しました。サプライチェーンをTransformするにあたってのアプローチを身に着けられる点が現在の職務とマッチしそうと思ったことが取得のきっかけです。今後も業務の中にCTSCで学んだことのエッセンスを少しずつ取り入れていけたらと思います。